牛乳を飲んで減量なんかできるわけがない!!
そう認識されている方が大多数でしょう。
しかし、研究によって牛乳やその他乳製品は体内の脂肪細胞に働きかけて、貯蔵される脂肪量を減少させる効果があることが判明したそうです。
テネシー大学栄養学部のマイケル・ゼメル氏もその実験に参加されています。
実験は複数回にわたり行われ、そのうちの一つには被験者が32名参加しました。
いずれの被験者も肥満気味で、体重を減らすことを希望。
実験を行う際にその32名は二つのグループに分けられました。
腹部の胃の鋭い痛み
体重を減らすためにカロリー制限された食事を摂取のみのグループ。(Aグループ)
カロリー制限された食事を摂取しつつ、1日に3〜4回乳製品を摂るように強制したグループ。(Bグループ)
6ヶ月後、被験者達は体重を減らすことに成功しました。
しかし、驚くべきことにBグループの体重減少量は、Aグループに比べて明らかに多かったのです。
つまり、Bグループの方が、より大幅に体重を減らすことに成功したのでした。
ちなみに、Aグループは6ヶ月で平均「5kg」の脂肪減少。
Bグループは6ヶ月で平均「8.6kg」の脂肪減少でした。これは割合で換算すると、70%は上回っています。
"頭痛の夜"
■脂肪量の減少理由
ゼメル氏によると、理由は乳製品に含まれている「カルシウム」にあるのではないかということです。
Bグループは、血液中のカルシウム濃度が高かったのですが、血液中のカルシウムが脂肪細胞に働きかけ「脂肪の貯蔵をやめ、燃焼せよ」という指令を出しているようだとのことです。
逆に血液中のカルシウム濃度が低いと、脂肪細胞は好きなだけ脂肪を貯蔵する性質があるというのです。
■カルシウムを積極的に摂ろう
慢性的な唇の痛み
ゼメル氏によれば、減量のために乳製品をカットすることは、逆に脂肪細胞を太らせるための手段であると主張しています。
しかし、日本人の身体の構造上、乳製品を受けつけがたい方々もいます。
そういった人は、カルシウムが含まれているサプリメントなどを活用するのもよいでしょう。
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